ヤマドリ珈琲

2026/05/22 22:46

焙煎の工程では、どうしても焙煎に向かない豆
――いわゆる欠点豆が出てきます。

ヤマドリ珈琲ではその豆たちを捨てるのではなく、別のかたちで活かす方法を探してきました。
たどり着いたのが、「珈琲染め」というもうひとつの手しごとです。

ヤマドリ珈琲の染めはただの珈琲染めではありません。
豆の状態や媒介液を調整することで、色をコントロールする。
この工程ひとつひとつに、手しごとのこだわりが詰まっています。



生豆か、焙煎豆か。その違いが生み出す表情


珈琲染めの色は、単に「茶色」ではありません。
染料として使うのは、焙煎した珈琲豆だけではなく、焙煎前の生豆も含まれます。

・生豆を使うと、やわらかな黄色に。
・焙煎後の豆なら、深みのある茶色やこげ茶色に。

豆の状態と媒介液の組み合わせによって、
まったく異なる色合いに染まるのが、ヤマドリ珈琲の珈琲染めの特徴です。

「生豆」の珈琲染めは、ほとんど例がない技法。
だからこそ、特別な染めの表情を楽しむことができます。

また、ヤマドリ珈琲の珈琲染めは、焙煎工房から染織工房へとつながる手しごとです。
月出工舎には染織専用の工房もあり、焙煎で出た欠点豆を染織工房に持ち込んで作業しています。
(作業には月出の染織作家:岡博美さんの指導を受けております)







珈琲として役目を終えた豆たちが、もう一度手しごとの中で命を得る。
この小さな循環もまた、私たちが大切にしている暮らしのひとつです。




珈琲染めアイテムは、オンラインショップと焙煎所のカフェ《cafe TSUKIDEYA》で販売中しております。
また、カフェでは全ての種類の染めものを直接手に取ってご覧いただけます。

珈琲が生み出す、やさしく、ぬくもりのある色。
焙煎所で生まれた手しごとの布を、ぜひあなたの暮らしの中で楽しんでください。